ホーム趣味1天体望遠鏡

天体望遠鏡

オートスター497の液晶パネル14,24PIN修理可能

海外から液晶パネルを購入によりオートスターの液晶修理が可能になりました。
14PIN用の液晶パネル(半透過)
バックライトもメーカ品と同等
24PIN用の液晶パネル(半透過で無い)
接続部の厚みが少し厚いが接続可能

ミード ETX 修理編1

天体望遠鏡のメーカ:ミードのETXシリーズは20年以上前にアメリカにて発売され、人気商品で日本でも購入者が多かったようです。
しかし、発売から20年が経過しているので製造中止となり、修理する会社も無く、放置状態になっている天体望遠鏡です。
そのため、暇に任して望遠鏡の修理(故障品を安く購入)にチャレンジすることにしました。
発売価格は5万円~数百万円はしたようで、口径、種類により価格は変わります。天体の自動追従を行えるもので、非常に画期的なものでした。
写真のように望遠鏡の筒、駆動部、プログラムが入ったリモコンから構成されています。
リモコンに不具合が多く、現在はリモコンのどの部品が悪いのか調査中で、下記に調査結果をまとめました。
リモコンの状態:表示画面が表示しないが、手動で天体望遠鏡の左右、上下は動作する。
2021.7.26:簡単に調査できる基板上の抵抗、コンデンサー、コイルの値を測定器で確認したが、特に異常はなかった。電源を投入し、定電圧レギュレータ出力電圧は5Vであり、異常はない。液晶表示のフラットケーブルを抜き差しすると一時的に正常に表示をするが、数分で非表示になる。故障個所である液晶表示が一番怪しいが、型式が全く分からず、ネットで調べたところ、一般的なLCD1602であるようなので、現在液晶表示器(300円程度)を購入中で、品物が来たら、液晶交換にチャレンジする予定。又、電圧レギュレータ、水晶振動子もとりあえず購入中。以上
経過報告を後日行います。
望遠鏡本体(パソコンからもRS232で動作できる、確認済み)
リモコン(本当はCPUが入っているコンピュータ)
リモコンの内部、大きなICがCPU兼メモリーで天体望遠鏡の設置場所、基準方位、日より自動で天体を追従(土星とか数千の星)できるようなプログラムが入っているようです。
液晶表示部分

ミード ETX 修理編2

リモコンの定電圧レギュレータ、水晶振動子の部品を交換したが、正常な動作をしませんでした。USAのホームページを参考に液晶表示を下部の画像のように取付たところほぼ正常に動作できました。液晶表示で文字が流れてメッセージが表示されるのですが、少し見ずらいところが改善できませんでした。
テスト的に回路を作成したので、ケース内におさまりそうにありませんので、今後はコンパクトに製作します。
基本的にはLCD1602の液晶で問題なく動作することが分かりました。故障にはいろんな原因があると思いますが、一つの原因を見つけることができました。

ミード ETX 修理編3

故障した違うリモコンで、今度は丁寧に修理してみた。やはり原因は液晶モニターであったようで、写真のように正常に動作できるようになった。修理2では明るさ抵抗3Kオームであったが、今回は2Kオームに変更し。ケーブルはフラットケーブルを使用した。又、前回はビニールテープでモニターを固定したが、今回は収縮テープに変更した。今後は望遠鏡筒との動作確認を行っていきます。
ETX-90で動作確認していたが、最近、直径が200㎜あるLX-90シリーズを購入(故障品で定価の1/10)したので動作確認も楽しみになりそうです。しかし、本体、脚が重い。合計で30Kgあるのではないか。腰を痛めそうだ。

ミード ETX 修理編4

手袋を置いているLX90を購入(ジャンク品)したが、故障しているオートスターを分解すると液晶は24端子でした。調べてみると1999年製造の旧式で2001年に14端子に変更されたようです。簡単には液晶交換が出来ないみたいです。液晶を購入する方法と代用品で済ますことが出来ないか調査中。

ミード ETX 修理編5

ETX-90POのジャンク品を購入した。ETXの天体望遠鏡は種類が沢山あり同じ種類のジャンク品が購入できませんでした。部品取りは困難で、本製品も他の購入品を使用せずどうにか動作させることにチャレンジしました。
裏蓋を外すとすぐに破損したギヤー部を見つけることが出来たが、取り外しは側面板を外すことが解らず苦労しました。もっと苦労したのは破損ギヤーが一般に販売していないことで、販売している模型用はギヤーの厚み、軸穴寸法が違うことでした。しかたがないので、模型用を改造して修理しました。
水平動作不良の購入ジャンク品
接点部のクリーニング
破損ギヤー部
側面も分解しないとギヤー部分解できない

ミード ETX 修理編6

このジャンク品は他にも悪いところがあり、光学軸が全くずれていることで、これはねじの調整で修理できました。もう一つ致命的であつたのは、画像のピンとが合わないことで、写真のように主鏡部を分解してみると、ピント調整ねじが途中で破断していました。幸い先端部4ネジ程度であり、残った部分で使用できるようにしました。
望遠鏡筒を本体から外し底面のネジで光学軸を調整
望遠鏡筒の取付部
主鏡の構造
主鏡部を分解し、ピント調整部で破損したネジ部を修理

ミード ETX オートスターチャレンジ1

<#497のオートスターの液晶表示修理>
これまでは絶縁テープと自己融着テープで液晶表示の絶縁と固定をしていたのですが、絶縁テープと角保護ゴムと両面テープに変更してみました。
少し外見は良くなったが、満足できるほどの良さにはなりませんでした。
又、オートスターは古いのでケーブルの劣化が激しく、コネクタのロックピンが破損していたので、コネクタのみ交換してみました。
液晶表示の縁にゴムを取り付け
ロックピンの破損
ロックピンの修理

ミード ETX オートスターチャレンジ2

<#497のオートスターの液晶表示修理>
オートスターの液晶表示のコネクタには14Pと24Pがあるのですが、14Pに関してはなんとか修理ができるのですが、24Pはあきらめていましが、どうにか出来ないかと検討しています。思ったより24Pが多く、分解してみないと区別ができないので困っている方が多いと感じでいます。
適用できる液晶表示器を購入する方法と他の製品の液晶表示器を適用させる方法です。
少し時間がかかりそうですが、後日、結果報告をします。
24ピン
14ピン

ミード ETX オートスターチャレンジ3

<#494のオートスターの液晶表示修理>
494のオートスターもほぼ497の修理方法で液晶を修理できることが解りました。
494のオートスターはETX60、70用なのですが、他のETX90に使用できるのではないかと調査中です。494の望遠鏡の選択には上記2選択しかないのですが、494の選択をETX70にしてETX90のアライメントを行うと決められた星座に自動で動作することを確認できました。どこまでの精度でできるか不明ですが微調整で十分に使用できるのではないかと思っています。動作確認を進めていきます。
#494の修理
部品はほぼ同じ
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